特集3 昼間ゼロエネルギーで
冷却できる放射冷却素材を開発

特集3 昼間ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材を開発
  • 家庭用燃料電池「エネファーム」によるバーチャルパワープラント(VPP)構築実証実験を開始
  • 都市ガス原料の低炭素化・脱炭素化へメタネーション関連技術の進展に貢献
  • 昼間ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材を開発
Daigasグループが貢献できる目標

SDGsに貢献する技術

放射冷却素材は、建物の外壁や車体などに使用することによって内部の空調負荷が下がり、省エネルギーや地球温暖化防止につながることが期待されています。

Daigasグループのイノベーション

  • 地球上の熱が熱ふく射とよばれる光の形で宇宙に放出され、冷却される現象を「放射冷却」と言います。
    夜間に気温が下がる原因としてよく知られていますが、実は日中でも起こっています。しかし、日中は太陽光の入熱エネルギーが、熱ふく射による放射エネルギーより大きいために、金属やコンクリートの温度は外気温より高くなります。従来の暑さ対策では、遮光材や日射反射塗料等の使用が一般的でしたが、これらは遮光や日光の反射により温度上昇を抑えるものの、素材自体が熱を吸収し、外気温よりも高くなってしまうものでした。
    大阪ガスでは、放射エネルギーが入熱エネルギーより大きければ、周囲より温度が低下することに着目し、光学制御、熱ふく射制御の知見を生かした放射冷却素材の開発に成功しました。この素材は、直射日光下でも、素材自体の温度が外気よりも2〜6℃低下することが確認されています。今後、耐久性などの検証を進めていきます。
    • 熱ふく射:熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれる現象。
  • テント 日傘 建物外壁 車体
    材料外観(フィルム材)