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CSR憲章Ⅲ社会とのコミュニケーションと社会貢献

社会貢献活動

特定したマテリアリティ

  • 地域コミュニティ

取り組みの背景・考え方

Daigasグループは、「“小さな灯”運動」の活動を基盤に、地域社会が抱える幅広いニーズにお応えするため、当社グループが有する資源を積極的に活用し、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。地域コミュニティやNPOなどとの協働も図りながら、社会・地域が直面する課題の解決にも積極的に参画するとともに、地域の文化・歴史やスポーツの発展を通じて地域活性化に貢献していきます。

まちづくり

地域に暮らす人々とともに築く発展

福祉作業所ではスタッフのレクチャーのもと再生作業を実施

福祉作業所ではスタッフの
レクチャーのもと再生作業を実施

エネルギー事業としての使命感を持って環境の保全に取り組むとともに、人々の暮らしと密着した事業を展開し、地域との共生を目指すDaigasグループは、健康等の生活分野や地域の防災など、社会の安心と安全の向上を目指した取り組みを行っています。たとえば、大阪府茨木市に2015年春に開設した立命館大学大阪いばらきキャンパスに導入いただいた大阪ガスのエネルギーシステムは、大阪府茨木市・立命館・イオンリテール(株)の3者で締結した災害に強いまちづくりに関する協定の一環で、災害時には隣接する市の防災公園に電力を供給することができます。

また、当社グループの(株)オージス総研が中心となって取り組む「はじまるくんパソコン寄贈プログラム」活動は、パソコンリユースによる環境貢献をベースに、再生作業委託による障がい者の就労支援と寄贈先におけるIT支援を目的とした社会貢献活動です。2009年に活動を開始してから寄贈累計台数が3,000台を突破しました。その他、子ども、青少年から中高年、高齢者など全ての市民が健康で生き生きと暮らせるまちづくりの実現に向けた自治体提案や、地域や行政、NPO、企業が連携しながら「共同子育て」の実現を目指す南大阪子育て支援ネットワークの活動を行っています。

また、海外では、大阪ガスケミカルグループの活性炭事業会社であるJacobi Carbonsグループが、工場周辺を中心とした地域コミュニティとの交流や、子どもの生活環境・教育環境の向上を目指した活動などに取り組んでいます。

「はじまるくん」スキーム

「はじまるくん」スキーム図

関西のソーシャルデザインの担い手を応援

大阪ガスは、ウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズとともに「マイプロSHOWCASE関西編」を運営し、関西におけるソーシャルデザイナー・NPOなどの子育て支援・教育支援・コミュニティづくり・障がい者支援などの活動を紹介しています。私たちの暮らしのなかには、様々な社会課題があり、その問題は、高度化、複雑化しています。当社では「マイプロジェクト=自分ごとから始まる社会課題解決」の実践者たちを、関西のコミュニティをともに元気づけてくれる未来のパートナーと位置づけ、その活動を社会に発信し、様々なステークホルダーとの関係性を築くためのサポートをしています。

2015年度からは、当社会員制サイト「マイ大阪ガス」において、社会課題の解決に取り組んでいる関西を拠点に活躍するソーシャルデザインの担い手たちを応援する企画「Social Design+」を展開しています。

マイプロジェクトSHOWCASE関西編

「NOBY T&F CLUB」の活動

「NOBY T&F CLUB」実施の様子1
「NOBY T&F CLUB」実施の様子2

「NOBY T&F CLUB」実施の様子

大阪ガスは自社が持つ資源や資産を活用し、活力あるまちづくりに貢献するための取り組みを進めています。たとえば、当社従業員である朝原宣治が主宰する陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB」では、スポーツを通じた青少年の健全な成長と次世代を担うトップアスリートの育成などを目的に、様々な運動プログラムを提供しています。「NOBY T&F CLUB」の活動で得られたノウハウは、現在、複数の自治体への事業展開につながっています。

また2018年9月には、総合型地域スポーツクラブである(一社)セレッソ大阪スポーツクラブと運動・陸上クラブ「セレッソ大阪×NOBY T&F CLUB」を開講することで業務協定契約を締結し、世界で活躍する次世代のトップアスリート育成やトラック施設を活用した子どもたちからシニアまでの健康増進を目的に、総合型地域スポーツクラブとしての活動を開始しました。

クラブ活動・サークル活動

Daigasグループでは、クラブ活動やサークル活動を通じて、子どもの健やかな成長や社会の活性化と発展に寄与する取り組みを積極的に進めています。子ども向けには、陸上競技部によるキッズタイムトライアルや陸上教室、野球部による野球教室の開催などに取り組んでいます。

また、地域社会向けには、陸上競技部による市民ランナー向けの「マラソン合同練習会」や、硬式野球部による「ハートボールプロジェクト」では、福祉作業所への就労支援、ボールのリサイクルによる環境貢献、地元の高校野球部に修繕済みボールを寄贈する現物支援を通じた地域社会の活性化に取り組んでいます。

2018年3月には、寄贈ボールが2,000球に達したことを記念して、硬式野球部、西宮東高校野球部、ジョブステーション西宮、にしのみや聴覚障害者センターが参加し寄贈式を行いました。

その他、合唱部が7月に創部70周年記念チャリティコンサートを開催し、会場募金および収益金は大阪府北部地震被災地への義援金として寄付しました。また、マンドリンクラブや吹奏楽部などの音楽クラブによる演奏会の開催や、手話サークル活動、点字サークル活動なども行っています。

文化・歴史

地域の文化・歴史を生かしたまちづくりへの貢献

Daigasグループでは、地域の文化・歴史の活性化を通じた活力あるまちづくりに貢献するため、独自の支援を行っています。

1985年から2003年の間、当社グループでは旧社屋を活用した複合文化施設「扇町ミュージアムスクエア(OMS)」を運営し、演劇を中心とした若者文化の発信に取り組んできました。そして、OMSの10周年にあたる1994年には記念事業の一環として「OMS戯曲賞」を創設し、現在も若手・中堅劇作家の発掘・支援を継続しており、毎年50〜60件程度の応募をいただいています。2018年度は創設25周年を迎え、これまでのOMS戯曲賞受賞作品を視聴いただける映像配信と戯曲賞本を特別販売する記念企画を実施しました。

2010年にはドラマシリーズ「イストワール」をスタートさせ、関西に実在し活躍した人物のドラマをOMS戯曲賞ゆかりの作家が書き下ろし、朗読劇として人物ゆかりの地での上演を行っています。

当社グループでは、こうした一連の取り組みを通じて、劇作家の育成や支援を行い、関西の演劇文化を振興させることで、まちづくりや地域社会の活性化、地域の魅力再発見に貢献することを目指しています。

エネルギー・文化研究所の活動

大阪市中央公会堂開館100周年記念メインプログラムにて「わがまち中之島ものがたり」を上演

大阪市中央公会堂開館
100周年記念メインプログラムにて
「わがまち中之島ものがたり」を上演

上町台地 今昔フォーラム

上町台地 今昔フォーラム

大阪ガスのエネルギー・文化研究所(Research Institute for Culture, Energy and Life:通称CEL)は「生活者」「地域・コミュニティ」「経済・産業」「都市のインフラ」という研究領域を設定し、社会の構造分析・課題解決に向けた研究・実践・提言に取り組んでいます。研究成果を出版物やシンポジウム・セミナーでの講演、大学での講義、新聞・雑誌等で公表するほか、行政・経済界の委員会やNPOとの協働等の社外活動にも生かしています。また、年3回発行の情報誌「CEL」や、ウェブサイト、公式Facebookページなどの媒体を通じた情報発信にも力を入れています。さらに、大阪駅北側のグランフロント大阪ナレッジキャピタルに開設した「都市魅力研究室」を活用し、2050年に向けた地域・コミュニティにおけるエネルギー・デザインを考えるサロンや、超高齢社会に向けて何をすべきかを考える会などを開催しています。

都市のもつ歴史的、文化的資源を発掘して物語にまとめ、語りと音楽、映像をまじえて紹介する「語りべシアター」では、2018年11月に、大阪市中央公会堂開館100周年記念メインプログラムにて、「わがまち中之島ものがたり」を上演しました。

このほか、地域資源を生かしながら、新たなつながりを紡いでいく「U-CoRoプロジェクト」では、過去と現在を行き来きしながら未来を考えるきっかけとなる新聞「上町台地 今昔タイムズ」の発行やフォーラムの開催を定期的に行っています。また、2017年10月からは、(株)産業経済新聞社大阪本社が主催する文化講座「上方生活文化堂」に、大阪くらしの今昔館とともに協力しており、2019年3月には、1年間の活動をまとめた書籍「上方生活文化堂−大阪の今と昔と、これからと」を発行しました。

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