平成11年12月21日
大 阪 ガ ス 株 式 会 社
コンピュータ西暦2000年問題対策委員会
| コンピュータ西暦2000年問題への対応状況について |
はじめに
当社では、すべてのシステム・設備の点検・改修を既に完了しており、西暦2000年問題(Y2K問題)に起因する都市ガス供給中断などの支障が生じる恐れは無いと考えております。
1.推進体制
当社ではコンピュータ西暦2000年(Y2K)問題を経営上の重要課題と位置づけ、対応に必要な予算(約10億円)を計上するとともに、都市ガスの製造供給に万全を期すため、1998年10月、社内に「コンピュータ西暦2000年問題対策委員会」を設置し、各システムの点検・改修の推進、フォローアップを行っております。また、1999年6月に危機管理計画を策定いたしました。
| <「コンピュータ西暦2000年問題対策委員会」の体制> |
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委員長 |
有本 雄美(副社長) |
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副委員長 |
遠藤 彰三(副社長)、壇 須寿雄(専務)、吉川 素三(専務)、芝野 博文(専務) | |
| 部会長 | 製造・供給システム部会 | 壇 須寿雄(専務) |
| 事務・管理システム部会 | 長谷川 正明(常務) | |
| 製品・顧客対策部会 | 芝野 博文(専務) | |
| 委員 | 企画部長、事業開発部長、広報部長、総務部長、人事部長、経理部長、中央保安指令部長、資材部長、情報通信部長、技術部長、原料部長、生産部長、幹線部長、営業計画部長、設備技術部長、お客さま部長、営業技術部長、都市圏営業部長 | |
| 事務局長 | 服部 信彦(企画部長) | |
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事務局 |
企画部、情報通信部、総務部、人事部、広報部 |
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2.都市ガスの製造供給
都市ガスの製造供給に直接関わるコンピュータシステム・マイコン内蔵機器については、マイクロチップレベルまでの点検・調査を実施した結果、年月日情報を制御に用いていないことから、Y2K問題の影響はないことを確認しております。また、通産省資源エネルギー庁に設置されている「電力・ガス2000年問題対応調査委員会」にもこれらの点検・調査についての報告を行っております。
(1)システム・設備の改修状況
都市ガス製造供給関係のシステム・設備では、運転記録など一部の周辺機能の改修を行い、マイコン内蔵機器を含め、全てのシステム・設備の対応を9月末までに完了しております。また、対策に万全を期すため、模擬テストによる確認を実施しております。
(2)原料調達先の対応状況
都市ガスの主原料となるLNG(液化天然ガス)は現在5ヶ国から導入しており、ガス田、液化基地からLNG船に至るまでのY2K問題対応状況について、全ての売主・LNG船運航者に対して現地訪問を含む直接の調査を行い、LNGの生産・供給・輸送に関するシステム・設備の点検・改修が全て完了していることを確認しております。
3.事務処理系システム
料金システムなど、事務処理系システムについては、既に重要システムの全ての改修を完了しております。アプリケーション、基本ソフト、OS、通信機器などについての個別の稼働確認を完了し、金融機関、コンビニエンスストア等の社外取引先との接続テストを実施しております。また、総合模擬テストとして、2000年以降の日付にてシステム全体の稼動・立上げが正常に行われることも確認しております。
4.当社製品
家庭用ガス器具やマイコンメーターについては、それぞれのメーカーを調査した結果、Y2K問題による動作不良が生じることがないことを確認しております。今後もメーカーとの情報交換を継続的に実施し、万一問題があることが判明した場合は、速やかな情報告知をいたします。
また、コージェネレーション、吸収冷凍機、吸収冷温水機、GHP、ボイラー、業務用厨房機器の業務用、産業用機器についても同様の調査を実施し、機器本体には問題がないことを確認しております。
5.その他のシステム
先に述べたシステム・設備のほかに、エネルギーセンターにおける熱供給関係のシステム・設備についても、既に全ての改修を完了しております。その他の業務用施設等の電源、空調、通信や、物流搬送などのシステム・設備についても、社内技術者またはメーカー・外部委託先により確認、対策を実施しております。
また、資材の調達や料金の収受などに関係する当社の関係会社やガスグループ(サービスチェーンや工事会社)、資材購買等の取引先、金融機関やコンビニエンスストアについても、この問題への対応状況の調査・確認を実施しています。
6.対応のための支出金額等
当問題の対策を主眼とした対応費用は総額10億円と見積られ、このうち約8億円が料金システムなどの事務処理系システムの改修、約2億円が製造所の制御系システムの改修のための費用です。1997、1998年度の2年間で7.5億円を支出しており、本年度は2.5億円の支出を予定しています。
なお、これらの支出が経営に与える影響は軽微と見込まれます。
7.重要システムの改修進捗率
9月末時点での当社重要システムの改修進捗率は、以下の通り100%となっております。
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システム名称 |
システム改修 |
完了予定時期 |
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| 都市ガス製造所 運転管理システム |
泉北製造所第1工場 | 100% | (完了) |
| 泉北製造所第2工場(北地区) | 100% | (完了) | |
| 泉北製造所第2工場(南地区) | 100% | (完了) | |
| 姫路製造所 | 100% | (完了) | |
| 北港製造所 | 100% | (完了) | |
| 都市ガス供給調整・監視システム | 100% | (完了) | |
| 都市ガス幹線遠方監視制御システム | 100% | (完了) | |
| 熱供給運転管理システム | 100% | (完了) | |
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需要家情報システム(料金システム) |
100% | (完了) | |
8.危機管理計画の策定について
Y2K問題対応作業については模擬テストの実施などにより万全を期しておりますが、システム・設備の稼動や、原料・資材の調達などに不測の事態が生じた場合に備え、リスク軽減策や代替策を織込んだ危機管理計画を、1999年6月に策定いたしました。
なお、2000年への年替り時には、最大時には通常当直約290名とは別に、約720名から成るY2K対策本部を設置いたします。
9.対応状況の情報開示について
本ホームページにて対応状況全般についての最新の情報を順次掲載するとともに、決算報告やプレスリリース等でも情報を提供してまいります。8月25日には製造供給システムの総合確認テストのマスコミ公開も行っております。
また、2000年への年替り時における点検結果についても、1月1日午前1時頃から本ホームページに掲載し、適時更新いたします。
なお、このお知らせは当社がY2K問題から発生するさまざまなリスクを回避すべく、最善の努力を尽くしていることを皆様に知っていただくために作成したものですが、これによって当社がいかなる保証や義務の負担を表明するものではありません。