[ガス利用技術(家庭用)]
PEFC改質触媒
エネルギー技術研究所
概要
固体高分子型燃料電池(PEFC)を用いる家庭用コージェネレーションは、発電効率が高く、環境に貢献できるシステムとして注目されています。その燃料としては、環境負荷の小さい天然ガス系都市ガスの利用が最も有力と考えられていますが、この場合、都市ガスを燃料電池セルで直接利用できる水素に変換(改質)する必要があります。当社では、独自の触媒技術に基づく燃料改質システムを既に開発していますが、燃料電池システムのコストダウンが求められる中で、燃料改質システムのコストダウンについても検討してきました。
燃料改質システムの中枢は、メタンと水蒸気とを反応させて水素を生成する水蒸気改質触媒ですが、活性成分として高価な貴金属を使用しているため、コスト構成上高い割合を占めていました。そこで、当社では、活性を維持しつつ活性金属を低減する検討を行い、触媒調製技術上の工夫により、貴金属量を従来比1/3程度に低減し、性能および耐久性では、従来品と遜色ない触媒を開発しました。
本件については、2007年11月28日付けの日刊工業新聞紙上で「燃料電池用の改質触媒 貴金属量3分の1 大ガス、低コスト化に成功」と題する記事で紹介されました。


