[ガス利用技術(業務用・産業用)]
バイオガスの吸着貯蔵システム
技術戦略部
概要
新エネルギーとして注目されているバイオガス(消化ガス)ですが、現状の利用率は、5割以下にとどまっています。この原因のひとつに貯蔵関連の技術開発の遅れによる需要量と貯蔵量のミスマッチが挙げられています。
従来の貯蔵法はガスを低圧で貯蔵する方法であり、貯蔵タンクと同量のガスしか貯蔵ができず、多大なスペースが必要でした。そこで、当社は、バイオガスをよりコンパクトに、低コストで貯蔵する技術として吸着材を活用したガスを吸着貯蔵システムを開発しました。
特徴
下水処理場の実証試験の結果、従来の低圧タンクの約20倍の貯蔵が可能であり、設備の小型化によるイニシャルコストの低減が図れることが明らかになりました。
さらに、バイオガス中に存在するガスエンジンに悪影響を及ぼすシロキサン化合物の除去等ガスの精製も同時にできます。
主な導入事例や問い合わせ先
本システムに関しては、大阪ガスエンジニアリング(株)に技術移管し、山形県鶴岡市の下水処理向けプラントや千葉県山田町の畜産廃棄物向けプラントなどに導入されています。

吸着貯蔵タンク

下水処理場における導入事例

