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大阪ガス技術開発情報
最近の技術開発事例(ガス技術)

[ガス利用技術(業務用)]

複合型油脂排水処理装置

エネルギー事業部 エネルギー開発部

概要

 一般的に、食品工場(水産物加工、乳製品製造、パン製造等)で発生する排水は油脂を多く含み、嫌気性処理は困難であるとされてきました。これに対し大阪ガスは、排水中の油脂を分離し、油脂と分離水をそれぞれ異なるプロセスで処理する独自の処理技術を開発することで、この問題を解決しました。

特徴

 嫌気性処理の特徴は、「排水中の有機物をバイオガスに変換でき、これをガスエンジン、ボイラ等の燃料として利用できる」、「ばっ気ブロワのような大量の電力を消費する機器が不要となる」ことが挙げられます。そのため、従来の好気性処理に比べ、排水処理のエネルギー収支を改善することが可能です。
 それに加えて本技術の大きな特徴として、油脂の発酵処理廃液をUASB処理装置で再度分解処理することが挙げられます。これにより、産業廃棄物となる汚泥を大幅に削減でき、工場の経済性や環境性の向上に大いに貢献することができます。

排水処理並びにバイオガス利活用の最適提案

大阪ガスは、処理試験装置を保有しており、現地での排水処理試験が可能ですので、性状の変化する実際の排水で処理性能を確認することができます。 また大阪ガスは、バイオガスの精製・貯蔵技術やガスエンジン等によるバイオガス利活用技術を有しており、工場の操業状況(排水状況、場内の熱電需要等)に応じた最適な処理方法とバイオガス利活用システムを併せてご提案致します。


小型UASB処理試験装置

油脂発酵処理試験装置

導入メリット

  • ばっ気ブロワを使用しないので、電力消費量を大幅に削減
  • 排水処理で発生したバイオガスを利活用することで、工場の経済性アップ
  • 汚泥の発生量を削減することで、産廃処理費用を低減