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大阪ガス技術開発情報
最近の技術開発事例(ガス技術)

[幹線・供給技術]

高圧ガスタービンメーター

導管事業部  導管部

概要

 従来大阪ガスでは高圧ガスの取引用メーターとして、カルマン渦の発生を検出してガス使用量を計量する渦流量計を使用していましたが、今回羽根車(タービン)の回転数を検出して計量する高圧タービンメーターを日本で初めて導入しました。

 大阪ガスでは中圧の取引メーターとして従来からタービンメーターを使用しています。高圧ガスで使用できるタービンメーターは国内メーカーで製造されていませんので、今回世界中に多数の設置実績があるオランダ エルスターインストロメット社高圧タービンメーター(型式名SM-RI-X)を評価・採用しました。

特徴

  • メーターの最前面に整流構造を内蔵しているため、ガス流れの影響を低減することができ、計量の安定性・再現性を実現しています。またこの整流構造は、メーターの上流直管長を従来より短くすることができる効果もあります。
  • 大阪ガスが実施した評価試験において、ガス圧力、メーター上流配管形状を変えた条件でも計量精度がほとんど変動しないという結果が得られています。
  • 欧州の多くの計量研(メーターの計量精度の検定・校正を実施する国家機関)が管理する高圧ガス設備で基準器として多数使用されているメーターです。
  • 手動のオイルポンプが取り付けられており、それを定期的に操作することで回転部分に使用しているベアリングの潤滑とダストなど異物のフラッシングを行えます。

仕様

今回設置した高圧タービンメーターの仕様

項目 仕様
口径 100A
フランジ仕様 ANSI 600lb (RF)
計測流量範囲 20〜400m3/h
精度 ±1%RD
最大使用圧力 約9.8MPa
寸法 幅273mm×長さ300mm×高さ400mm
重量 50kg

販売問合せ先

日揮商事株式会社