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大阪ガス技術開発情報
最近の技術開発事例(ガス技術)

[ガス利用技術(業務用・産業用)]

系統連系関連技術の開発・実用化

エンジニアリング部

概要

 一般にコージェネレーションシステムは商用電力に接続して運用されます。(このような運用状態を「系統連系」といいます)これは系統連系により、商用電力との間で柔軟な出力分担が行え、コージェネレーションシステムの運用効率の向上等が実現されるためです。一方、コージェネレーションシステムを系統連系し、最適な運用を実現するには様々な技術課題が出てきます。下記はこれらの課題解決を目的とし、大阪ガスが取り組んできた検討開発成果の一部となります。

開発品適用例

主回路関連

開発品名称 概要 目的・効果
高速事故検出装置(a-1) 商用電力で事故が発生した時に生じる急激な電圧変化、電流変化を捉え、高速に事故を検出する装置 商用電力での事故によるコージェネ、負荷への影響回避を目的に設置
高速遮断装置(a-2) 電磁反発を利用した高速な高圧用遮断装置(1サイクル遮断タイプ、1/4サイクル遮断タイプあり) 高速事故検出装置と共に用い、商用電力での事故によるコージェネ、負荷への影響回避を図る
系統連系インバータ(a-3) 小型コージェネを系統連系するために用いる交流→直流→交流変換装置 商用電力との連系運転(電圧、周波数の同期運転、出力制御)を本装置にて実施
高速電源切替器(a-4) 半導体スイッチと機械式切替スイッチを併用した超高速な電源切替器 系統連系しないタイプの小型CGと商用電力との間の超高速な電源切替を実施(切替時間:5μ秒)

系統連系保護機能関連

開発品名称 概要 目的・効果
複合型マイコン保護装置(b-1) マイコンを利用し、系統連系に必要となる保護機能一式をまとめた高性能な系統連系用保護継電器 設置スペースの大幅な縮小
高圧分割型変流器(b-2) 系統連系用保護継電器用の電流センサとして増設する高圧ケーブルに直接設置可能な分割タイプの変流器 簡易に取り付けられるため、取付工事時間(停電時間)を大幅に短縮
単独運転検出装置(b-3) 高圧、低圧のコージェネの電力を商用電力に送電(逆潮)する際に必要となる保護装置 逆潮に必要とされる高価な転送遮断装置の設置回避

その他

開発品名称 概要 目的・効果
簡易取付型電力変換器(c-1) 需要に併せたコージェネ運用を行うために必要となる電力演算装置 簡易に取り付けられるため、取付工事時間(停電時間)を大幅に短縮
コージェネ運転支援システム(c-2) 高効率なコージェネの更なる効率的活用を目的とし、負荷予測、最適運用計画作成を行う運用支援システム ユーザーインターフェースに優れ、容易に構内設備のモデル化を実現
簡易現象解析シミュレータ(c-3) 商用電力での事故がコージェネに与える影響を分析するためのシミュレータ ガスタービンの軸ねじれ現象を簡易に解析
ハイブリッドレコーダ(c-4) 電力計、パルスカウンタ、レコーダを一体化した安価な計測装置 複数項目(受電電力、発電電力、温度、湿度など)の同時記録を実現