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大阪ガス技術開発情報
最近の技術開発事例(ガス技術)

[ガス利用技術(業務用)]

空調ポンプ動力を削減する冷温水圧損低減剤 <エコミセル>

エネルギー技術研究所

概要

 冷温水圧損低減剤<エコミセル>は、空調冷温水ポンプ動力を削減するまったく新しい水添加剤です。冷温水に少量添加するだけで、冷温水が配管内を流れる時の抵抗を低減させます。インバータや台数制御方式のポンプとの併用により、冷温水ポンプ動力の低減を実現します。

特長

 大阪ガスのコア技術である「熱・流体に関する機能性材料開発とシミュレーション技術」を駆使し、冷温水配管での圧損低減効果を最大限に発揮しつつ、熱交換部分(熱源機、空調機、ファンコイルユニット)での能力に全く影響を与えないオリジナルな新材料を開発しました。

  • 冷温水ポンプの省エネルギー・省コスト
    インバータや台数制御ポンプとの併用により、平均的なビルでポンプ動力を20〜30%削減します。
    冷水でも温水でも同様の配管摩擦低減効果を発揮します。
  • 新設・既設ビルの両方に容易に対応
    冷温水にエコミセルを少量添加(冷温水の0.5%)するだけで圧損低減効果を発揮します。
  • 空調システムの冷暖房能力に影響なし
    熱源機、空調機やファンコイルユニットの能力を影響を与えません。
    配管材料への影響もありません。
    冷温水に添加した後の液はそのまま下水へ放流できます。

導入事例

物件 A事務所ビル(神戸市) B事務所ビル(大阪市) 大阪ガス北部事務所
A事務所ビル(神戸市) B事務所ビル(大阪市) 大阪ガス北部事務所
冷房容量 2125kW (600RT) 496kW (140RT) 708kW (200RT)
冷温水ポンプ容量 11kW×4台
7.5kW×4台
5.5kW×2台
7.5kW×1台
6.3kW×1台
5.5kW×4台
ポンプ動力削減効果 ▲31% ▲30% ▲31%
 

エコミセルのCO2削減効果により、数々の賞を受賞

CO2の大幅削減を可能にするエコミセルは、 地球温暖化防止への効果が認められ、数々の賞を 受賞しています。

  • 平成16年度
    • 近畿化学協会環境技術賞
  • 平成19年度
    • 地球温暖化防止活動環境大臣表彰(環境省)
    • 化学工学会技術賞
    • 日本産業技術大賞文部科学大臣賞(日刊工業新聞)
  • 平成20年度
    • エネルギー・資源学会技術賞
H19年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰  
表彰式(平成19年12月17日)
(中央:鴨下一郎前環境大臣)