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大阪ガス技術開発情報
最近の技術開発事例(ガス技術)

[ガス利用技術(業務用)]

マイクロコージェネレーションシステム(インバータ連系仕様)

エネルギー事業部 エネルギー開発部

概要

 

 平成7年12月の電気事業法の改正で、10kW未満の発電機は電気主任技術者が不要となったため、公衆浴場・老人福祉施設・ホテルなどの従来の市場に加えて、外食店を含めた業務用マーケット全般に広くコージェネレーションの普及を目指して平成13年10月に9.8kWマイクロコージェネ「ジェネライト」を発売しました。「ジェネライト」は、ガスエンジンヒートポンプエアコン(GHP)の技術を適用して、イニシャル・メンテナンスを低コスト化すると共に、保護継電器を内蔵したインバータを搭載し、商用電力との系統連系を可能にしました。その結果、高い発電利用率と施工コストの低減が実現しております。平成20年4月現在10kW未満では5kW、6kW 、9.9kW の3機種となっております。また平成18年4月には9.9kW に停電時のバックアップ電源として使用できるブラックアウトスタート仕様を追加しました。

特徴

  • GHPのエンジン技術の適用により本体低コスト化、低メンテナンスコスト(コジェネ初の10000時間定期点検間隔実現)するとともにパッケージのコンパクト化と低騒音化を実現
  • インバータ連系により100%の発電利用率を実現_経済性の向上
  • インバータに保護継電器機能を内蔵_系統連系関係の電気工事費を低減
  • 負荷選定作業などエンジニアリングの省力化_工事費低減
  • 10kW未満は有資格者不要_有資格者への委託費不要
  • ブラックアウト仕様では停電時のバックアップ電源として使用可能

システム構成

インバータ連系方式

仕様

発電出力 5kW 6kW 9.9kW
型式
CP5VB GECC60A2N CP-10VB1
発電効率 %(LHV)
29.0 28.8 31.5
熱回収効率 %(LHV)
56.0 56.2 53.5
総合効率 %(LHV)
85.0 85.0 85.0
外形寸法
mm 幅 1100 1100 1470
奥行 500 660 800
高さ 1500 1500 1790
重量 Kg 410 465 790
運転音 dB(A)※1 51
54 54
定期点検間隔h 10000 10000 10000
  • 1:放熱ファン停止時の機側1m地上高1.2mでの4方向最大値(無響室換算)


導入効果

 ジェネライトは主に電力使用量の多い時間帯に運転されます。ジェネライトによって発電された電力は電力会社の火力発電分を削減することになるので、火力発電+ガスボイラーの従来方式とジェネライト導入後を比較して省エネルギー性を示します。9.9kWのジェネライトを導入した場合、図のように一次エネルギー消費量は ▲ 31.4%、CO2排出量は ▲ 40.2%と大きく削減することが可能です。