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生活情報

大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」において少子高齢社会に対応した住まいと設備の実験を実施します。〜国土交通省 「第1回 超長期住宅先導的モデル事業」採択事業〜

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2008年9月
大阪ガス株式会社

NO.08−05
 
 現在、大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」では、少子高齢社会と地球環境保全への対応をテーマに第3フェーズの居住実験を行っています。
 今回、その中のインフィル・ラボ「Glass Cube(グラス・キューブ)」において、少子高齢社会に対応した住まいと設備の実験を実施します。
 少子高齢社会に対応した間取りを検討し、その間取りで実際に短期的な居住を行い、環境保全への対応を考慮した可変インフィルによる間取り変更や居住性評価等の実験を予定しています。
 本実験は、国土交通省による「超長期住宅先導的モデル事業」の第1回採択事業として実施いたします。
 
1.少子高齢社会に対応した間取りを検討
 少子高齢社会においては、高齢者が自立して生活できるという他、子育てをしながら、介護をしながら、あるいは在宅で働きながら、自分らしいライフスタイルを実現できる住まいが必要です。そのような認識のもとに、住宅の対応すべき課題として、以下の6点を抽出しています。
(1) 子育てへの対応
(2) 高齢小規模世帯への対応
(3) 家族の個人化への対応
(4) 子育て・介護・家事等のサービス供給への対応
(5) 多様なワークスタイルへの対応
(6) 個人のネットワークへの対応
 その課題解決に向けて、様々なライフスタイルの中から、今回は「高齢者の共同居住」および「シングルペアレント」の家族類型を想定しました。入居時と10年後のそれぞれの生活シナリオを描き、その生活に対応した間取りの変更等について実験を行います。
 
2.環境保全への対応を考慮した可変インフィルによる間取り変更
 地球環境保全の視点から、それぞれの間取りに変更するリフォームの際、廃材が出ないことを重視して、可変インフィルによる間取り構成としています。
 実験開始当初の「Glass Cube(グラス・キューブ)」では、「高齢者の共同居住」の10年後を想定した間取りを施工していますが、次の間取り変更では、可変インフィルの増減なしに、全く同じインフィルで「シングルペアレント」が居住する空間を構成することが可能となっています。
 同じ家族でも経年後にライフスタイルが変化したり、また、全く違う家族に入居者が 入れ替わっても、同じインフィルの移設だけで対応でき、間取りの変更が可能となります。
 実際に、短期的な居住を行い、居住者自身で可変インフィルを動かし、リフォームを行う他、温熱環境や音環境を評価する等の実験を行います。
 居住者自らが住みながらにして間取りを変更することができるか、また廃材の排出量を削減できるか、さらに可変インフィルによって間取り構成された住空間における居住性(音・熱・光環境)について検証していく予定です。
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3.省エネルギーと快適性の確保をめざした住宅設備を組み込んだ可変インフィル
 天井の高い大きな空間を可変インフィルで間仕切っていく場合、室全体を暖房したり照明したりすることには、省エネルギーの視点から限界があると考え、ベース空調+局所空調を提案しています。
 局所空調は可変インフィルに組み込むものとし、身近なところにある可変インフィルを用いて、その時その人に必要な環境を整えることを提案しています。照明やその他の住宅設備についても、今後組み込んでいけるかを検討します。
 
4.社内外の組織を含む共同研究
今回の実験の実施に当たっては、当社のこれまでの「NEXT21」における研究成果を生かす他、社外のご協力もいただいています。具体的には、京都大学大学院工学研究科高田研究室、東急建設株式会社、株式会社イトーキと、当社の共同研究として実施しています。
 
5.国土交通省・超長期住宅先導的モデル事業の採択事業
 今回の実験は、国土交通省「超長期住宅先導的モデル事業」の採択を受け、同省より助成を受けて実施いたします。
 この事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会の住宅のあり方について、具体の内容を広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的に実施されています。法制化(長期にわたり良好な状態で使用することができる住宅の普及および流通を促進するための制度創設に関する法律案)が検討される一方で、立法に先立ち、平成20年度より始まりました。
 その第1回の募集では、全国から603件の応募があり、40件が採択されました。今回の実験は、同事業の第1回採択事業です。
 
以  上
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(ご参考)
 
<実験集合住宅「NEXT21」の概要>
 「NEXT21」は、21世紀の都市型集合住宅のあり方の提案を目的として建設した実験集合住宅です。
 5年ごとに違う16世帯が実際に居住して、平成6年4月から「ゆとりある生活と省エネルギー・環境保全の両立」をテーマとする第1フェーズ実験を、また、平成12年4月からは「地球環境と人の暮らしへの配慮」をテーマにした第2フェーズ実験を行いました。平成19年4月から平成24年3月末の5年間は、少子高齢社会・地球環境保全への対応をテーマに第3フェーズの居住実験を行っています。
 
1.所 在 地   大阪市天王寺区清水谷町6-16
2.規 模   地上6階、地下1階
3.建築面積   896m2
4.延床面積   4,577m2
5.住戸規模   18戸
 
【 外観写真 】
【 外観写真 】

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