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プレスリリース

工場跡地の土壌・地下水調査結果と今後の対策について

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2002年12月24日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:野村 明雄)は、環境問題を経営の重要課題と位置付け、石炭を主原料とした都市ガス製造工場跡地について順次自主的に土壌・地下水調査を実施しています。この度、酉島(とりしま)工場跡地、北港工場跡地、舎密(せいみ)工場跡地(以上大阪市此花区)および堺工場跡地(大阪府堺市)において、環境省の『土壌・地下水汚染に係る調査・対策指針』に準じた調査等を実施し、調査結果と対策案を取りまとめました。
 
 土壌調査の結果、下表の通り工場跡地の土壌から環境基準を超える全シアン、鉛、六価クロム、砒素、総水銀、ベンゼン、セレンおよびふっ素が検出されました。なお、地表面はアスファルト舗装等で被覆されているため、汚染土壌が飛散することはありません。
 また、地下水調査の結果、各工場跡地の敷地内周辺部の地下水からは環境基準を超える物質は検出されませんでした。
 従って、周辺の生活環境への影響はないと考えています。
 
≪土壌調査結果  最大値(溶出量)≫ (単位:mg/L)
項目 環境基準 酉島 北港 舎密
全シアン *検出されないこと 43 7.1
0.01以下 0.13 0.098 0.014 0.073
六価クロム 0.05以下 0.12 0.28
砒素 0.01以下 4.0 0.079
総水銀 0.0005以下 0.0033 0.0006 0.0052
ベンゼン 0.01以下 8.8 16
セレン 0.01以下 0.021
ふっ素 0.8以下 3.0
       *「検出されないこと」とは、その結果が定量限界(0.1mg/L)を下回ることをいう。
        ― は、環境基準超過なし
 
 各工場跡地では、過去に石炭を原料とした都市ガスを製造しており、その製造の工程で、シアン化合物、ベンゼン等の物質を取り扱っていました。すでに各工場とも操業を終えており、正確に汚染原因を特定することは困難ですが、設備の故障等により、土壌に浸透したものと考えられます。なお、現在稼動中の製造所においてはクリーンな液化天然ガスを主原料に都市ガスを製造していますので、汚染物質を発生することはありません。
 
 今後、酉島、堺の両工場跡地については、汚染中心部の対策を検討、実施していきます。また、酉島、堺および北港の各工場跡地については、敷地内周辺部の地下水を観測井戸で継続監視を行っていきます。なお、対策工事にあたっては、周辺住民の皆さまにご迷惑をおかけすることのないよう対応していきます。
 
以 上

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