• JP
  • ENG
ENTERPRISE FUTURE
超えてこそ、大阪ガス。

時代を超えて選ばれ続けるために。

──「進取の気性で、未来を拓く。」をテーマとした、大阪ガスの新しいWebコンテンツがスタートしました。

瀬戸口 「進取の気性」とはすなわち、新しいことに進んでチャレンジする性質ですが、大阪ガスは創業当初からこうしたスピリットをDNAとして持ち合わせています。2030年に向けた長期経営ビジョンにもそのスピリットは反映されており、「お客さまの期待を超える」「事業の枠を超える」「企業の枠を超える」という3つの「超える」を実行することによって、「時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニーを目指す」という目標を掲げています。

中でも軸となるのが「お客さまの期待を超える」ですが、これは非常に難しいことです。サービスが世にあふれる昨今、お客さまの期待は極めて高度化しています。そのような状況でエネルギーを選んでいただくための付加価値技術は、いわば「本流」の技術開発。これまでエネルギー分野で連綿と培ってきた技術や知恵をさらに深化させ、お客さまのニーズに応える「より高度なサービスの創出」を実現していこうと考えています。

もう一つの鍵になるのは、エネルギー以外の分野における新しい付加価値技術の開発です。これは、本業の副産物として持ち得た技術を活用したものなど、いわば現在の事業の枠を超えた分野での技術開発です。

多様な分野における技術の蓄積が強み。

──その「事業の枠を超える」エネルギー以外の分野については、実際にどのような取り組みを進めていますか?

瀬戸口 新しいものをいかに創造し、革新するかがテーマとなります。私たちはエネルギー以外にも、実は皆さんの想像以上にさまざまな分野の技術開発を行っています。これは、エネルギー事業者の中ではアグレッシブに「枠を超える」技術開発を手がけてきた歴史によるもの。そうして手がけてきた技術テーマの中には、今まさに大きく花開こうとしているものもあります。

たとえばフルオレンセルロース。これは、石炭からガスを精製していた時代から大阪ガスグループの保有する独自の材料技術(フルオレン関連技術)を活用したものです。バイオマス材料であるセルロースファイバーとフルオレンを反応させることにより得られる新材料で、軽量かつ強靭という優れた性質をもっています。樹脂とも馴染みやすくする処理をほどこしたことで、今後幅広い分野での応用が期待されています。それ以外にもバイオ技術を活用したヘルスケア関連材料など、本業のエネルギー事業で蓄積した技術をエネルギー以外の分野に広げていく取り組みを行っています。

オープン・イノベーション&グローバル。

──残る一つ、「企業の枠を超える」取り組みとはどのようなものですか?

瀬戸口 まずは、オープン・イノベーションの推進です。これまでお話ししたのは言わば自社技術の深掘りですが、それだけでは新しいものの創出にも限界があります。そこで、企業の枠を超えた横への広がりが重要になると考えています。大学や研究機関はもとより、ベンチャー企業あるいは海外の企業など、異なる価値観を持った業種の方々やまったく異なる分野の技術と接することにより、それを刺激に新しい何かを生み出していこうという構想です。

たとえばIoTやICTなどを活用した新しいサービスの創出においては、ハード面にとどまらずソフト面での新規技術やアイデアの探索が鍵になります。その一環で、今年度から米国シリコンバレーにおける技術情報の収集もスタートさせました。 また企業の枠を超えるもう一つの取り組みとして、これまで培ってきたエンジニアリング技術や環境技術などを、事業エリアを超えて海外にも展開していきます。具体的には、海外でのLNG基地建設をサポートするコンサルビジネスをはじめ、産業用ガスの販売・エネルギーサービス事業なども手がけていきます。

「おもろい、いてまえ」の精神。

──社内風土、あるいは社員一人ひとりの中に、「超える」意識が強く求められますね。

瀬戸口 あえて大阪弁で表現すると、「おもろい、いてまえ」という想いを持つことが重要だと思っています。「おもろい」とは、未知なるものでも好奇心を持って「おもしろい」ととらえる気持ち。「いてまえ」とは、敵をやっつけるということではなく、困難を乗り越えて成就しようとする精神。こういった、ある意味野性的で、どんなことでもおもしろがれる前向きなチャレンジ精神が、大阪ガスのDNAにはあります。このスピリットが、さまざまなものを「超える」原動力になります。たとえ失敗したとしてもかまいません。実際、過去に数々の失敗作を世に送り出してもいます(笑)。「ひっくり返るのを恐れずに、ガンガン超えていこうぜ」という、失敗を奨励するくらいの気風があって、初めて新しいものがつかめるのではないでしょうか。

また、もう一つ重要な姿勢として常々社員たちに伝えているのが、「大阪ガスの理念を忘れない」ということ。大阪ガスの理念とはすなわち、「社是:サービス第一(お客さま第一)」「目指す姿:お客さまの暮らしとビジネスの更なる進化のお役に立つ」です。枠を超えた取り組みを進める上でも、「何のためにするのか」という目的を見失っては本末転倒。お客さまと接しながら、今を超える格闘を続け、既成概念にとらわれた自分自身を超えるチャレンジを続ける。そうした活動が、ちゃんとお客さま、社会、国のよりよい未来に貢献できているか、自問自答し意識し続けることが重要です。 大阪ガスがこれからどんな未来を拓いていくのか、ぜひご期待ください。

最新記事