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大阪ガスは企業競争力のベースを技術に求めており、研究開発は最も重要な企業差別化戦略の一つと考えています。
そのために、以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

Webアクセス制御システムの開発

概要

開発した Web アクセス制御システムは以下の機能を持ちます。

認証機能 IDカード、ID/パスワードによるログイン機能の提供と1度の認証合格で複数システムが使える「シングルサインオン」機能の提供
認可機能 認証に合格したユーザに対する業務アプリケーションの閲覧可否を司る
セッション管理機能 ログイン状態の管理(保持・タイムアウト)
負荷分散機能 業務アプリケーションに対する負荷分散機能を提供
実サーバの秘匿化 ユーザから見える業務アプリケーションサーバのアドレス(URL)と、実際のサーバのアドレスを分離し、実サーバに直接アクセスできないように構成。セキュリティレベルを向上させる。
ログ管理機能 どのユーザがどのシステムにアクセスしたのかのログを一元的に管理する


目的

アプリケーションごとにログインするためには、利用者はそのたびにID・パスワードを使い分ける必要があり、覚えきれないパスワードは不便なだけではなくセキュリティ上問題となります。そこで、一度ログインが完了すれば、その他のシステムへのログイン処理は不要となるシングルサインオンの仕組みが必要となります。

大阪ガスでは以前からシングルサインオンによる認証システムを導入しておりましたが、システムの老朽化に伴う再構築が必要となっておりました。そこで従来から課題となっておりました以下の点について解決するため、独自に Web アクセス制御システムを開発致しました。

●従来からの課題

  • 利用拡大に対するコスト負担: アクセス制御システムがユーザ数課金の仕組みでは、大阪ガスグループ全体へ適用していくコスト負担が大きい
  • ハードウェア依存: 特定のハードウェアに依存するシステムでは、ハードウェア障害や増強の際に大きな制約となる
  • 障害対応: 内部処理がブラックボックスであるパッケージ製品では、障害発生時の不具合原因の特定が困難な場合がある

特徴

 開発した Web アクセス制御システムは、オープンソースソフトウェアをベースとした、リバースプロキシ型のWebアクセス制御システムです。リバースプロキシ型であることから、利用する端末を選ばず、パソコンや携帯電話など様々な端末からでも同様にアクセス制御が可能となります。
 またオープンソースソフトウェアを積極的に活用することで、上述した従来からの課題を解決しております。

  • 利用拡大に対するコストの低減: 自社開発することによりユーザ数に依存しないシステム構築を可能とした。開発費用もオープンソースソフトウェアを活用することで大きく低減
  • ハードウェア依存の解消: 汎用的なコンピュータ上で利用可能なオープンソースソフトウェアを活用したことで、特定のハードウェアへの依存を解消
  • 障害対応の容易化: オープンソースソフトウェアは、内部処理の把握が容易であり、不具合時の原因究明を確実に行うことが可能

●大阪ガスグループでの利用実績

  • 登録ユーザ数:約 25,000 ユーザ
  • 接続された業務アプリケーション数:約 500システム

Webアクセス制御システム図

 大阪ガスグループでは、利用目的とセキュリティレベルに応じて、ユーザ種別・端末種類などの様々な Web アクセス制御システムの運用実績があり、安定的に運用されております。
 本Webアクセス制御システムは関係会社のオージス総研を通じて ThemiStructの商品名にて販売しております。

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