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大阪ガスは企業競争力のベースを技術に求めており、研究開発は最も重要な企業差別化戦略の一つと考えています。
そのために、以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

震災経験を活かした低コストで高信頼なガバナ感震遮断・遠隔監視遮断システム

概要

大阪ガスでは約3,000基の地区ガバナに感震センサ(SIセンサ)を設置し、ガバナ感震遮断システム・遠隔監視遮断システムを導入・運用しています。
このシステムは、感震センサが地震を感知すると地区ガバナ単位でガス供給を自動停止する自動感震遮断機能と、供給エリアの被害状況を判断して被害地域へのガス供給を安全に停止する遠隔遮断機能を併用した地震防災システムです。さらに、以下のようにガスの安定供給、保安の確保、維持管理コストの低減にも大きく寄与しています。

  1. ガスの安定供給
    事務所に設置したセンター装置から通信回線を経由して、供給ガスの圧力値や流量値を自動的に定周期で測定・保存することができ、供給状態を定期的に確認することでガスの安定供給を図っています。
  2. 保安の確保
    ガス圧力や流量が万一正常な範囲を超えた場合には、直ちにセンター装置にて発報、ブザー吹鳴することにより、緊急対応要員による迅速な対応が可能となります。
  3. 維持管理コスト低減
    従来供給ガスの圧力管理はアナログ式自記圧力計が一般的で、定期的にチャート用紙を現地で交換しなければならなりませんでした。遠隔監視システムではチャート用紙の交換が不要となるので、これまで週1回だった巡回点検を月1回に低減できます。


特長

安価で高信頼な現地監視制御盤
約3,000基の中圧ガバナを対象とするガバナ遠隔監視システムを10年間以上にわたって運用・稼動させてきたノウハウをもとに、コンパクトで安価な現地監視制御盤(感震遮断・遠隔遮断盤)を開発しました。

  1. 1.高耐久性設計
    既設盤の運用実績および寿命診断結果を反映し、長期間使用可能な高耐久性設計を行いました。
    (設計寿命10年、期待寿命15年)
  2. 2.高信頼性
    電源線および通信線(有線の場合)に非常にコンパクトな直撃雷対応型防雷機器を採用し、直撃雷侵入にも耐えるようにしました。
    また、CPUを二重化し、メインCPU不具合時にもサブCPUから故障発報を行えるようにしました。
  3. 3.評価試験
    大規模震災時にも確実に自動感震遮断および遠隔遮断を機能させるため、環境試験・電気試験(耐ノイズ試験)・耐震性試験を行いました。耐震性試験では、兵庫県南部地震、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、岩手宮城内陸地震、南海道地震(想定)の各地震波形による三次元加震を行い、加震中に誤遮断・誤動作しないこと、遠隔遮断が正常動作することを確認しました。

現場設置状況 三次元加震試験状況

システム販売

約3,000基の中圧ガバナを対象とするガバナ遠隔監視システムを約10年間にわたって運用・稼動させてきたノウハウをもとに開発したこの監視制御盤(商標NEOGLOG)とセンターシステムをセットにした「ガバナ遠隔監視制御システム」を、大阪ガスエンジニアリング(株)(http://www.oge.co.jp/)から販売しております。ガス事業者様の防災対策方針や組織・体制、供給エリアの特性を考慮したシステム設計が可能です。

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