このページの本文へ移動します。

技術分類で見る

大阪ガスは企業競争力のベースを技術に求めており、研究開発は最も重要な企業差別化戦略の一つと考えています。
そのために、以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

ガス導管応力測定・解析技術

1.鋼管自動応力測定システム

概要

適用対象

口径 100mm〜600mm
管種 SGP、STPY400、API5L X52
測定応力 断面の扁平のない曲げ 管軸方向の曲げ応力(弾性〜塑性域)
断面の扁平を伴う曲げ 管軸方向および管周方向の応力(弾性域)

目的

 地盤の不等沈下などによって鋼管に発生する応力を、現場で精度よく簡単に測定できるシステムです。本システムにより鋼管の的確な応力診断、効果的な改修計画が策定でき、ガス導管の安全確保に大いに貢献します。

適用

 架空部、埋設部を問わず曲げ応力診断を必要とする鋼管の応力測定に適用できます。

  • 橋梁部と橋台背面部とで不等沈下を生じている橋梁配管
  • 埋立地盤、軟弱地盤など地盤沈下が発生している地区の建物への引き込み管
  • 周辺地盤の掘削による影響を受ける配管

測定原理

  1. 1.鋼管が曲げ変形すると、管軸方向と管周方向での透磁率の差が生じます
  2. 2.磁歪センサーは、管軸方向と管周方向の透磁率の差を電圧値として測定します。
  3. 3.センサーの出力電圧は、管軸方向と管周方向の応力差に比例します。

掘削溝内での応力測定 橋梁配管の応力測定

特徴

1.精度のよい曲げ応力測定

  • センサーを管の周りに1周させて得られるデータをサインカーブでフィッティングします。
  • 独自に開発したデータ処理法(サインカーブフィッティング法)により、残留応力を除去できます。

2.大きな曲げ変形まで測定が可能

  • サインカーブフィッティング法の応用によって、塑性ひずみ1%までの測定ができます。

3.断片の偏平を伴う曲げ変形時の測定が可能

  • フーリエ変換を用いたデータ処理法によって、管軸方向と管周方向の応力を測定できます。

4.簡単な応力測定

  • 自動脱磁システムにより、測定前の処理が迅速になされます。
  • ポリエチレン塗覆装の上からの測定ができ、塗覆装の剥離が不要です。
  • 1箇所当たりの測定時間は5分以下と、短時間で測定を完了できます。
  • 測定からデータ処理まですべてパソコンによって対話形式で処理できます。
  • -システムは小型、軽量であり、どのような現場にも持ち運びできます。

実績

 口径600mmの現場も含めて、140以上の現場での応力測定の実績があります。

2.ガス導管解析技術 3次元弾塑性FEM解析プログラム「ADINA」を使用

目的2

 コンピュータ技術(汎用3次元弾塑性FEM解析プログラム「ADINA」)を用い、 液状化側方流動等の地盤の大変形によるガス導管の変形を精度良く解析すること が可能です。 本技術を用い塑性域の解析が精度良く行うことができ、1mを超えるような地盤変位 に対するガス導管の変形状態が把握できます。

適用2

  • 橋梁部と橋台背面部とで不等沈下を生じている橋梁配管
  • 埋立地盤、軟弱地盤など地盤沈下が発生している地区の建物への引き込み管
  • 護岸移動や地表面傾斜による側方流動(大変形)の発生する地区のガス導管等

特徴

モデル 梁(パイプ)要素・シェル要素
地盤 バネモデル
材料非線形
地盤
幾何非線形

本文はここで終了です。本文先頭に戻ります。

ページトップ

このページのトップへ戻る