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大阪ガスは企業競争力のベースを技術に求めており、研究開発は最も重要な企業差別化戦略の一つと考えています。
そのために、以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

リジェネバーナシステム

概要

 リジェネバーナシステムは、工業炉において極めて高い効率の排熱回収を行える燃焼加熱システムです。その高い燃費削減効果から、省コスト、省エネルギー及びCO2削減の切り札として、特に圧延加熱炉・鍛造炉・熱処理炉・溶解炉・焼成炉・脱臭炉等の比較的高温の炉に採用され普及してきています。

大阪ガスのリジェネバーナ累計販売実績台数

リジェネバーナシステムの原理・性能

 リジェネバーナシステムは通常、蓄熱体と一体化した一対2台のバーナを数十秒間隔で交互に燃焼させます。一方のバーナが燃焼している時は、その排気は他方のバーナの蓄熱体を通過させ、蓄熱体を加熱することで排気の持つエネルギーを回収します。次にそのバーナが燃焼するときには、燃焼用空気を先ほど加熱した蓄熱体を通過させることで予熱し、従来であれば捨てていた排気のエネルギーを回収することで高い効率で燃焼することができます。

リジェネバーナシステムの原理

 このようにして、例えば1200℃の排気から1000℃以上もの予熱空気が得られ、この場合、実に約50%もの省エネルギー(排熱回収無との比較)が達成できます。

予熱空気温度と省エネルギー率の関係(13A、空気比1.1)

リジェネバーナシステムの特長

リジェネバーナの省エネ・省コスト性

  • 1.省エネ・省コスト
     導入する設備の炉温・空気比・運転パターンなどにもよりますが、一般的にはリジェネバーナシステムを採用することにより、35〜50%の省エネルギーが達成できます。

リジェネバーナの省CO2性

  • 2.CO2削減
     燃料使用量が大幅に削減されるのにともない、CO2排出量も大幅に削減できます。油焚バーナから天然ガスへの燃料転換では、単位発熱量あたりのCO2排出量が少ないため、より一層のCO2削減が達成できます。

  • 3.NOx排出量削減
     大阪ガスのリジェネバーナはいずれも低NOx型であるため、省エネルギーにともなう排気量削減とあいまってNOxの総排出量の削減が可能です。

  • 4.炉内温度分布の均一化
     高温予熱空気燃焼による輝炎効果と交互燃焼による炉気攪拌効果により炉内温度分布の均一化が可能となり、製品品質の向上や時間短縮・省エネルギーなどの効果が得られます。

大阪ガスのリジェネバーナ

  • 1.特長
     リジェネバーナシステムはその複雑さから通常のバーナと比較して導入コストがかさむため、主に圧延炉などの大型設備で導入が進んでいました。しかし大阪ガスのリジェネバーナは中小の工場への導入を目的に開発されており、独自の技術開発により小型・低コストに設計されています。

  • 2.ラインナップ
     大阪ガスでは、多様な用途に対応するために様々な形式・容量のリジェネバーナのラインナップを取り揃えています。

バーナー燃焼量グラフ

ツインリジェネ

セルフリジェネ

るつぼ炉用セルフリジェネ

差込式リジェネ

ラジアントチューブリジェネ

  • 3.安全性
     大阪ガスのリジェネバーナは「工業用ガス燃焼設備の安全技術指標」(社団法人日本ガス協会)に準拠することができ、より安全に使用頂くことが可能です。

 これらの設備の他、台車炉・ロータリー炉・雰囲気ガス変成炉・反射式溶解炉・パイプマッフル炉・取鍋予熱装置・回転レトルト炉など、多種多様な用途の大型設備から小型設備まで、リジェネバーナが採用されています。

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