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大阪ガスは企業競争力のベースを技術に求めており、研究開発は最も重要な企業差別化戦略の一つと考えています。
そのために、以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

直接熱風式タンブラー

概要

 リネンサプライ工場等で、タオルや基準寝具をはじめとする製品の洗濯後の乾燥は、バッチ式の大型回転式乾燥炉(以下、タンブラー)が多く使用されています。これまでは、蒸気を熱源として熱風を発生させる蒸気間接加熱方式が多く用いられており、ガス直接加熱方式は蒸気式に比べランニングコストが安く、外気温度の影響を受けにくい等の特長がありますが、燃焼排ガス中のNOxによる染料の変退色(黄変)の影響から導入は進んでおりませんでした。
 そこで、NOx濃度10ppm(O2=0%)以下の超低NOx希薄予混合バーナ(PHLバーナ)の開発、およびバーナの燃焼ガスを均一に投入 できるダクトの設計法を確立させることにより、コンパクトかつ高品位な仕上りをもつガス直接熱風方式のタンブラーを開発しました。

原理・特徴

■超低NOx希薄予混合バーナ(PHLバーナ)の開発
繊維乾燥での黄変の原因の一つとして、ブルー系統で使用されるアントラキノン系の染料があります。この染料は、NO2との反応によりブルー色が薄まり、結果的に黄色に変色します。大阪ガスでは、黄変の発生しないNOx濃度10ppm(O2=0%) 以下の超低NOx希薄予混合バーナ(PHLバーナ)を開発し、タンブラーへの適用を行いました。
その燃焼性能については、目標とするNOx濃度10ppm(O2=0%)以下を大きくクリアしています。
また燃焼量としては、タンブラー容量に合わせ、150kW/300kW/600kWをラインアップしています。

  • ■直接熱風式タンブラーによる利点

    • 1.省エネルギー
      直接熱風方式採用により蒸気間接式と比較すると蒸気配管ロスや熱交ロス、ドレン損失もなく、大幅な省エネルギーが実現できます。
    • 2.乾燥スピードUP
      PHLバーナにより熱風温度を任意に設定できるので、最適な乾燥スピードが得られスピードUPが可能です。
    • 3.蒸気量の大幅削減
      直接熱風式にすると、蒸気量も大幅に削減できます。また、休日等ボイラを立上げることなく乾燥作業を単独で行えます。
    • 4.安定乾燥
      他設備の稼動による蒸気圧力変動や外気温度にも左右されない安定した乾燥を実現します。
    • 5.生地の長寿命化
      乾燥時間が短縮されるため、生地寿命が大幅に伸びます。また、超低NOxなPHLバーナ採用により生地が黄変することなく、高品質な製品仕上がりが可能です。

■安全設計
直接熱風式タンブラーでは、ガスバーナによる燃 焼排ガスを直接、タンブラードラム内に投入することになるので、万が一のトラブルに備えて、種々の安全対策が施されています。

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