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CSR憲章Ⅴ人間成長を目指した企業経営

安全衛生

取り組みの背景・考え方

Daigasグループでは、「Daigasグループ企業行動基準」のなかで、安心して働ける職場づくりを実現するために、安全の確保および健康な心身の維持向上が全ての業務の基盤という考え方にたち、労働災害を起こさないようにし、健康づくりに努めることを規定しています。

この行動基準に則り、関係諸法令を遵守することはもちろん、独自の「Daigasグループ安全健康推進規程」や「大阪ガス安全衛生管理規程」を制定し、当社グループ、協力会社とともに安全健康レベルの向上に取り組んでいます。

また、当社グループは、労働災害の防止、健康の保持増進について施策の検討と情報の共有化を図るため、「Daigasグループ安全健康会議」を設置しています。

大阪ガスの安全衛生管理組織

大阪ガスの安全衛生管理組織

労働災害の防止

OSHMSに基づく安全衛生活動を推進

大阪ガスは、厚生労働省が指針を示している「労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)」の考え方に基づき、組織的・計画的に労働災害防止活動を推進しています。

「大阪ガス安全健康活動計画」に基づき、「交通災害の防止」「一般災害の防止」「協力会社との連携による災害防止」を重点テーマに、各組織において休業災害ゼロを目指し、目標・計画の策定(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)のPDCAサイクルを回すことによって、安全レベルの向上に取り組んでいます。

Daigasグループ各社も「Daigasグループ安全健康基本計画(2017〜2020年度)」に基づき、現行の安全衛生管理体制を維持しつつ、各社の安全健康状況に応じて安全健康活動の改善を行うPDCAサイクルの定着を図ることを目指しています。

2018年度安全目標

項目 目標
休業災害(当方・先方) 0件
不休災害 当方 有過失0件
先方 0件

全社統一の「災害指数」で各組織を評価

大阪ガスでは、労働災害が発生した場合に、当該組織において災害発生要因を究明し、再発防止対策を講じるとともに、災害事例をポータルなどにおいて全社で共有することにより、類似災害の発生防止に努めています。

労働災害の重大さや影響の大きさ等を独自の算定式で定量化した「災害指数」をつくり、各組織の安全実績を評価しています。この指数は、ガスの製造、供給から営業部門までの広範な業務における労働災害を、全社統一の基準で捉えることを目的に策定しました。

災害指数目標を達成した組織についてはこれを表彰することで、組織の努力をたたえるとともに安全活動に対する意識向上を図っています。

Daigasグループの「安心運転教育」に関する取り組み

「安心運転訓練センター」講習風景

「安心運転訓練センター」講習風景

様々な業務において自動車を使用しているDaigasグループでは、地域の皆さまから信頼していただけるよう、交通パートナー(周りの車や自転車、歩行者等)に安心感を与える「安心運転」を目指し、運転に関する独自施策を展開しています。

大阪ガスが運営する「安心運転訓練センター」では、実技訓練を中心にした「安心運転教育」を実施し、Daigasグループの「安心運転」の裾野を広げて、グループ全体の安全レベル向上を目指しています。2017年度は当社を含む30社3,561人が「安心運転教育」を受講しました。

また、グループ各社向けの安全担当者会議を定期的に開催し、グループ全体の交通災害を削減するための情報共有・情報発信を行っています。

健康体操による転倒災害の防止

始業前の健康体操実施風景・スクワット

始業前の健康体操実施風景・スクワット

従業員の年齢構成が高年齢化して業務中につまずくなどの事例が増えてきたことから、2017年度に独自の健康体操を全社に展開しました。従来から行ってきた柔軟運動中心の体操プログラムを変更し、スクワットや片足立ち等の筋力や体幹を鍛える健康体操に変更しました。

高年齢者の災害防止だけでなく、男性従業員の肥満率が高位で推移していること等への対策も兼ねて若年層を含め多くの従業員が気軽に取り組めるよう促しています。

協力会社との連携

大阪ガスは、関係会社や協力会社と協働でガス事業を展開しています。特に、協力会社で組織される安全衛生協議会等とは、連携して安全に関する情報交換を密に行い、有効な研修や安全施策を実施することで安全レベルの向上に努めています。

内管工事部門では、高齢作業者の脚立からの転落・転倒災害を防止するため、協力会社と一緒に身体能力向上を目的とした体操を実施しています。

協力会社さまとの現場安全確認風景

協力会社との現場安全確認風景

健康の保持増進

定期健康診断と保健指導の徹底

Daigasグループ健康開発センターでの健康診断

Daigasグループ健康開発センターでの
健康診断

大阪ガスでは、人事部内にあるDaigasグループ健康開発センターを活用して法令に基づいた定期健康診断を全従業員に実施し、受診率は100%に達しています。健診結果は当日のうちに本人に通知し、健診後一人ひとりに食事・運動・その他日常生活での留意点について産業保健スタッフが具体的にアドバイスするなど、疾病の早期発見と予防に努めています。

当センターは関係会社も利用することができ、2017年度は34社8,537人が定期健康診断を受診しました。

生活習慣病対策の推進

若年従業員への健康維持増進のアドバイスに活用するシート

若年従業員向け健康維持増進
アドバイス用シート

大阪ガスでは、40歳以上の従業員には特定健診を実施し、大阪ガス健康保険組合と連携してメタボリックシンドローム予備軍および対象者へ特定保健指導を行うことで、生活習慣病の予防と進行の防止に努めています。

2017年度は、2014年度に実施した若年層(25〜34歳)向け健康セミナーの受講者を対象に体組成値を測定して肥満予備軍を意識してもらうなどのフォロー指導や、喫煙者への禁煙指導を継続しました。

また、若年従業員に将来の高血圧・高血糖リスクを認識してもらうため、従業員の健康診断結果を分析し、7年以内に発症する確率と、その確率が健診者平均の何倍かを算出して健診受診者に知らせるシートを作成し、若年従業員への健康維持増進のアドバイスに活用しています。

早い段階から健康への意識向上を図り、将来の生活習慣病リスクの低減に向けて取り組んでいます。

メンタルヘルス対策の推進

2年目社員を対象に実施しているストレスに関する問診

2年目社員を対象に実施している
ストレスに関する問診

Daigasグループでは新任管理監督者を対象にメンタルヘルス教育を実施し、ラインケアの強化に力をいれています。

セルフケアについては、健康診断受診者全員に対してストレスに関する問診を実施し、特にストレス度が高かった受診者には、必要に応じたアドバイスや専門医療機関の受診勧奨等、個別にフォローを行いメンタル不調の早期発見に努めています。

さらに、大阪ガスではストレスのかかりやすい2年目社員に対して職場不適応の早期発見・予防を目的にしたストレスに関する問診と個別の聞き取りを実施し、必要に応じて職場の上司等と連携しながら適切な対応をとっています。

2015年12月から法令により実施が義務化されたストレスチェック制度も実施し、集団分析結果に基づく職場環境改善にも取り組んでいます。

また、過重労働による健康障害を防止するため、一定時間以上の勤務時間が発生した従業員に対し、産業医による面接指導を実施しています。

従業員の健康管理・維持を支援

Daigasグループでは、健康で安心して働ける環境づくりや、従業員自らによる健康の維持増進への取り組みを促進するため、各組織に産業保健スタッフが出向いて研修等を実施しています。

また、健康開発センターのホームページにより、従業員向けに健康管理に関する情報提供を行っています。

健康経営優良法人2018(大規模法人部門)〜ホワイト500に認定〜

健康経営優良法人500_2018ロゴ

大阪ガスは、2018年2月、経済産業省と日本健康会議※1が、特に優良な健康経営※2を実践している企業等の法人を顕彰する「健康経営優良法人2018(大規模法人部門)〜ホワイト500〜」に認定されました。

ホワイト500は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として社会的に評価を受けることができる環境を整備するための制度で、今回当社は、上記のような健康への取り組み全般が評価されました。

※1 日本健康会議
少子高齢化が急速に進展する日本において、国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体です。 経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体が連携し、職場、地域で具体的な対応策を実現していくことを目的としています。
※2 健康経営
健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。

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