CSR憲章Ⅱ環境との調和と持続可能な社会への貢献
CSR指標
CSR指標について
マネジメント手法
基本的な考え方
天然ガスや環境に配慮した製品・サービスの提供により、環境負荷の軽減に努めるとともに、事業活動を通じて環境との調和を図り、持続可能な社会の発展に貢献します
地域および地球規模の環境保全は、エネルギービジネスを中心に事業を展開するDaigasグループにとって極めて重要な使命です。特に温室効果ガスが要因である気候変動は、社会や生態系等に及ぼす影響が大きい世界的な課題であるとともに、Daigasグループの事業活動に関連して発生する環境負荷の中で温室効果ガス排出が多いことから、その対応に積極的に取り組みます。「Daigasグループ環境行動基準」に則り、天然ガスや再生可能エネルギーの利用拡大、環境に配慮した設備や製品・サービスの導入・提供などにより、Daigasグループの事業活動における環境負荷の軽減はもとより、お客さま先での環境負荷の軽減にも努めます。また、事業活動を通じて環境との調和を図り、エネルギーと資源の効率的な利用を実現することで、地域および国内外における環境改善や持続可能な社会の発展に貢献します。
環境経営指標:環境経営効率
「環境経営効率」はガス販売量あたりの環境負荷※の発生量・数値を金額換算することで、事業活動による環境負荷を定量的に把握できるようにしたものです。「環境経営効率」は、数値が小さいほどガス販売量あたりの環境負荷が軽減されていることになります。
目標と実績
2016年度の「環境経営効率」は52.5円/千m³となり、2016年度目標を達成しました。
目標 | 実績 | |
---|---|---|
環境経営効率 | 58円/千m³以下 | 52.5円/千m³ |
取り組み
「環境経営効率」向上への環境負荷軽減に関する取り組み
都市ガス製造所ではコージェネレーションシステムや冷熱発電等の省エネルギー設備の継続的な稼働、発電所では高効率火力発電設備の稼働や再生可能エネルギー電源の導入、事務所ビルでは全社「グリーンガスビル活動」による省エネルギー活動の取り組みを進めました。また環境マネジメントシステム(EMS)を運用し、全従業員で事業活動における環境負荷の軽減に努め、総合的な温室効果ガス排出削減の取り組みを進めました。さらにガス導管工事における掘削土の再利用による環境負荷軽減も進んだ結果、「環境経営効率」の2016年度実績は52.5円/千m³となりました。