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トップコミットメント

お客さまや社会から選ばれ続ける「暮らしとビジネスのさらなる進化のお役に立つ企業グループ」を目指します。大阪ガス株式会社 代表取締役社 本荘 武宏

社会の持続可能な発展への貢献と大阪ガスグループの持続的な成長を目指して

昨年は、国連総会で「持続可能な開発目標(SDGs)」※1が採択され、また国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で「パリ協定」※2が合意されるなど、グローバルな社会的課題の解決に向けて国際的な枠組みが整備された年でした。

一方、大阪ガスグループは、電力・ガス市場の小売全面自由化という経営環境の大きな変化に直面しています。2016年4月からの電力市場の小売全面自由化を契機に、家庭用を中心とした電力小売事業に参入しましたが、2017年4月からはガス市場が小売全面自由化され、家庭用など小口市場を含めた競合が始まります。激変する環境下においても当社グループが選ばれ続けるために、ステークホルダーとの対話を重視しながらグループ全体のCSR水準を一層高め、公正で透明な事業活動を通じて、「お客さま価値」「社会価値」「株主さま価値」「従業員価値」の4つの価値創造を実現することにより、社会の持続可能な発展に貢献していきたいと考えています。

2016年度は、2020年を見据えた長期経営ビジョン「Field of Dreams 2020」のもとに策定した、2014年度から2016年度までの中期経営計画「Catalyze Our Dreams」の最終年度となります。「Catalyze Our Dreams」で掲げた取り組みを着実に進めるとともに、経営環境の変化を成長の機会と捉えて、社会的課題の解決力と市場での競争力を一層高め、当社グループの持続的な成長を実現していきます。

2016年度の重点課題

1.国内・海外エネルギー事業

〜安定的・経済的な原料調達と上流(開発・生産)・液化事業の推進〜

調達先の分散や契約価格指標の多様化、天然ガス液化・開発プロジェクトへの参画等を通じて、安定的かつ経済的な天然ガス調達を進めていきます。また、参画済みの案件については事業を着実に進める一方で、新たな権益の取得も検討していきます。

〜競争力のある電源の確保〜

国内外での高効率な新規電源(火力発電・再生可能エネルギー発電等)の開発などを通じて、競争力のある電源ポートフォリオを構築していきます。

〜国内外でのエネルギーマーケタービジネスの拡大〜

エネルギーに求められる「S+3E」の実現に向け、天然ガスの利用拡大や分散型エネルギーシステム等の普及を進め、お客さまの快適な生活や、省CO2・省エネルギー、災害時の事業継続に貢献していきます。国内では高効率化と小型化を実現した「エネファームtype S」を電源として最大限活用し、お客さま先での余剰電力を当社が買い取る事業を開始しました。「エネルギーマーケター」として、お客さまとの繋がりを一層強いものにし、ガス・電気等のエネルギーと様々なサービスを組み合わせてお客さまにご提供していきます。

さらに、各地のエネルギー事業者との連携等を通じ、国内で幅広くマーケタービジネスを拡大していきます。また、海外でも北米や東南アジアを中心に、ガス・電力・エネルギーサービス事業の運営や新規案件の開発等に着実に取り組みます。

〜都市ガスの安定供給と保安の確保〜

供給安定性の向上を目的として、新規高圧幹線の建設に向けた検討を進めます。また、お客さま先の保安の確保に万全を期すとともに、ガス製造・供給設備、発電設備等の維持・増強・改修や地震・津波対策等に今後も継続的に取り組み、災害時にも事業継続できる事故災害対応能力の向上に努めます。

〜ガス小売全面自由化への対応〜

業務フローやITシステムの整備を進めるとともに、ガス導管事業の中立性を一層向上させるための取り組みを進めていきます。

2.ライフ&ビジネス ソリューション事業

当社グループの保有する技術や事業基盤を活かした事業展開により、お客さまの豊かな暮らしやビジネスの発展に貢献していきます。材料・情報・都市開発等の事業では、固有の強みを活かした商品・サービスを提供することで、国内外のお客さまの快適・便利・健康の実現に貢献していきます。

3.経営基盤の強化

技術開発については、燃料電池をはじめとするガス機器・設備のさらなる高効率化とコストダウン、水素・材料・情報に関する技術開発、資源開発・発電等の分野におけるエンジニアリング技術の活用を推進していきます。また、当社グループが持続的な成長の実現に向け競争力を高めていくために、多様な考え方を持った人材がその持てる能力を最大限発揮できる環境を整え、新しい価値を生み出すことができる柔軟で強靭な組織を目指します。

高い水準のCSRを目指して

中期経営計画「Catalyze Our Dreams」において、「グローバルコンプライアンスの推進」「バリューチェーンでのCSR推進」「ダイバーシティの推進」などをCSRの重点テーマとして掲げるとともに、GRIガイドライン第4版に基づきCSRの重要側面を特定しました。

「2016年度の重点課題」に取り組むなかで、保安の確保、CO2排出量の削減などCSRの重要側面に関わるマネジメントをさらに進めていきます。

また、「大阪ガスグループ企業理念」「大阪ガスグループCSR憲章」「大阪ガスグループ企業行動基準」「大阪ガスグループ環境行動基準」のもと、国連グローバル・コンパクトISO26000、GRIガイドラインなど国際規範に則った活動を強化し、国内外を問わず、コンプライアンスを含めたグループ全体のCSRの水準を一層高めていきます。

さらに、当社グループのバリューチェーンに関わるお取引先とともにCSRの取り組みを継続し、発展させていきます。

ダイバーシティの推進についても、「大阪ガスグループダイバーシティ推進方針」のもと、女性社員のキャリア形成をサポートする取り組みや、多様な人材が柔軟かつ効率的に働くことができる制度をさらに充実させていきます。

終わりに

これからも、「お客さま価値」の創造を第一に4つの価値の創造に努め、社会の持続可能な発展への貢献と当社グループの持続的な成長を目指して、CSR経営をさらに推進していきます。

2016年8月

※1 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)
2015年9月に開催された「『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を採択する国連サミット」において、2016年から2030年までの国際目標として策定されました。 2001年に国連で策定されたミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)の後継目標として、MDGsの残された課題(例:保健、教育)や新たに顕在化した課題(例:環境、格差拡大)に対応するために、17ゴール・169ターゲットからなる目標が定められました。
※2 パリ協定
「京都議定書」に代わる、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みのことで、2015年11月に開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)において採択されました。「パリ協定」は、歴史上はじめて、すべての国が参加する公平な合意となりました。

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